振動乾燥機一覧

VU型振動乾燥機

バッチ式縦型の乾燥機で振動機構は、2台の振動モーターを本体側面に取付け、斜め上方の半楕円状の振動を発生させます。本体内部の被乾燥物は円周方向に旋回しながら半径方向に上下流動します。
乾燥処理の変動や乾燥材料の物性に対して対応範囲が広く、使いやすい機種です。

VU型振動乾燥機


VH型・VHS型振動乾燥機

VH型はバッチ式横型の乾燥機で振動機構は、本体下部に取付けられた振動源により円周方向への円振動を発生させます。被乾燥物は円周上下方向の動きが主体となります。
VHS型はボール等の媒体を入れて乾燥、解砕を同時に行う機種です。スラリーやペースト状原料を連続供給し乾燥後バッチ排出します。排出バルブにはスリットが取付けられており、乾燥粉末だけが媒体と分離され排出されます。また、凝集しダマができる原料にも適しています。

VH型・VHS型振動乾燥機


VUF型振動ろ過乾燥機

VUF型振動ろ過乾燥機は、バッチ式縦型の乾燥機でろ過機能を追加した装置です。
従来の方法では、スラリー状などの液分の多い原料において遠心分離機やフィルタープレス等で脱液工程が必要な場合、次工程で別の乾燥機で乾燥を行う必要がありました。これに対し本装置では、スラリー状など液分の多い原料を脱液から乾燥までの工程を1台で行うことができます。

VUF型振動ろ過乾燥機


FD-VU型・FD-VH型凍結振動乾燥機

本装置は、凍結粉砕された原料を振動乾燥機に投入して凍結乾燥をするシステムです。

  • 凍結棚式乾燥機と比べて乾燥能力が約3倍。
  • 投入/排出工程は、クローズシステム化が可能で異物混入対策や暴露対策も可能。
  • 棚式乾燥機より大幅に乾燥時間が短縮でき、また、品替えする時の洗浄性も抜群に良いため、乾燥・洗浄時間の短縮でランニングコストを下げることが可能。
  • 単位面積当たりの仕込量が多いことから、設置面積のコンパクト化が可能。

FD-VU型・FD-VH型凍結振動乾燥機


振動流動層装置

流動層は、粉粒体中に気体を吹き込み固体粒子を浮遊懸濁させ流体に似たような状態をつくり、乾燥や吸着、反応などの操作に利用されます。従来の流動層では流動化の対象となるのは数十μm以上の粉粒体でした。しかし、振動流動層装置は、気体と振動の相乗効果により“流動化が困難”とされていた数μmあるいはサブミクロンの微粉体でも安定した良好な流動層を形成し、しかも少ない気体量で流動化を保つことが出来ます。このことより、固、気の接触時間が長く保て、飛び出し粒子も少なくてすみます。粉体の形状に対する適応が広く、湿潤材料への適用も可能です。また、付帯設備の小型化、削除が可能です。応用としては、乾燥、濾過乾燥、加湿調湿、反応、表面改質、脱溶剤、分級など。特に医薬粉末原料中に含まれている微量溶剤を除去する装置として大変有効です。
用途としては、医薬品、食品、樹脂粉、黒鉛、トナー、セラミック、金属粉、香辛料、スファインケミカル粉粒体など。
溶剤優先除去として、アセトン、エタノール、IPA、メタノール、ピリジンなど。
機種は縦型のVUA型と横型のVHA型が有ります。

振動流動層装置

振動流動層装置:図